印刷時の色について

色について必ずご確認ください

印刷時の色については、お客様のデザインイメージに最大限近づけるよう努力していますが、
お客様と当社のPC環境の違いや印刷するプリンタなど、様々な条件によって見え方が違ってきます。


 

ディスプレイによる発色の違い

デザイン確認において、当社のパソコンとお客様のパソコンで、ディスプレイ上の発色に違いが生じます。

特にWindowsとMacのモニタでは発色がかなり違います。当社ではデザインにMacを利用しています。


ディスプレイはRGB、印刷物はCMYK

ディスプレイの色は、RGB(レッド、グリーン、ブルー)で表現され、各色を合わせると白になります。

それに対して印刷インクの色は、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の色を使用しており、各色を合わせるとくすんだ黒になります。

ディスプレイ上ではRGBカラーで確認したデザインを、実際にはCMYKカラーのインクで印刷しますので、ディスプレイのように鮮やかな色を印刷物(インク)は放ちません。


特殊インクを使う金・銀色・蛍光は印刷できません。白色は白インクではなく何も印刷されていない素材生地そのものの白になります。


 

印刷する素材の質による発色の違い

発色に限って言えば、ターポリンが一番です。布は軽くて折りたため持ち運びに便利ですが、熱転写により裏側までしっかり印字されますので、鮮やかさは落ちます。

幕のご利用シーンによって適切な素材は変わりますので、幕の素材の説明も合わせてご確認ください。


 

その他の不確定要素

印刷時の気温や湿度が、印刷時の色に不確定要素として多少影響を及ぼします。

厳密には、気温や湿度が違うことにより印刷インクの粘度や性質がその時々で微妙に変わっています。

上に挙げましたように、様々な条件によって印刷時の色には違いが生じます。そのためお客様には、印刷の色具合の細かな相違についてはご了承を頂いております。

可能な限りの色合わせをご希望の場合は、必ず元原稿やカラーサンプルのご送付、並びにDICカラーチップ番号でのご指示をお願い致します。